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野宿の匠 火口(消し炭) Y00103 【スポーツ アウトドア 蒸し炭 燃料 着火剤 火起こし ファイヤースターター ソロキャンプ ヒロシちゃんねる キャンプスミス CAMP SMITH】MIXX

【あす楽】【あす楽_土曜営業】  ・商品説明 【重要必読】商品に関する詳細な注意事項はこちら 江戸時代に一般庶民のいろり端で使われていた、一家に1つは必ずあった火打箱を再現した当店オリジナル商品『炉端キット』の予備用の消し炭です。

消し炭つくりは大変難しいので、消し炭の予備はご購入をお勧めします。

  ・詳細画像 / スペック ◆内容量◆ 火口(消し炭) 約12g ※消し炭の材質はブナやナラ、梅やスギなどの朽木や椎茸を栽培し収穫した後の原木となり、その時々により材質は変わります。

※火口は湿気に非常に弱いので、乾燥剤と常に一緒に保管してください。

これは椎茸を収穫した後の「楢(なら)」の原木です。

細かく砕いて、乾燥させてから蒸し炭をつくります。

キャンプ愛好家、とりわけサバイバルキャンプやソロキャンパーの間で火打金による火起こしが増えています。

しかし現在は「火打金でマグネシウムを削る」西洋の着火方法が主流で、LIGHT MY FIREのファイヤースターターキットなど海外仕様の火打金が使われています。

西洋の火打石となるものはマグネシウムでつくられており、ナイフでマグネシウムを打撃することでマグネシウムから大量の火花を飛ばします。

野宿の匠シリーズは、江戸時代から昭和初期までの約400年間、庶民の間で続いた日本古来の伝統的着火方法を可能にします。

日本古来の着火方法は『火打石で火打金を削る』方法のため、「火打金でマグネシウムを削る」西洋の着火方法とは全く逆になります。

そしてたった一粒の火花が火口に落ちれば、火種ができます。

 火花から火種へ 火口とは火花を受け止め火種に変える炭の一種で、蒸し炭とも呼ばれます。

焚火などで燃えた木は「オキ」になり、そのまま空気中において置くと灰になります。

オキを蓋付きの容器に入れ酸素不足の状態をつくると炭素の状態になり、これが蒸し炭です。

火口はどんな 植物からでもつくれますが、植物によって火の付き方が異なるため、火の付きやすい種類の植物を選ぶ必要があります。

火打金が使用されていた時代は、蒲(ガマ)の穂、コケ、モグサ、スギ、ブナなどの朽木から火口をつくっていました。

これらを火口として使用できる状態にするには、ひと工夫必要です。

これは蒲の穂の写真で、ガマは湿地帯に生える希少な植物です。

火花の付きを良くす るために蒲の穂などの火口には硝酸を入れて加工します。

小便には硝酸カリウムが含まれるため、江戸時代には跳ねる寸前の蒲の穂を収穫し、乾燥させ、ほぐした後に、厠の周りに飛び散った小便の結晶を水に溶いて混ぜて火口をつくっていたようです。

硝酸カリウムは爆薬の原料となるため、現在は薬局で購入することはできません。

なお火口が湿っていると火種が出来ないため、乾燥に大変気を使う必要があります。

朽木は消し炭にする前に十分に乾燥させる必要があります。

火種から炎へ 火打金が使われていた時代には、火種を炎に変えるために付け木(つけぎ)と呼ばれるものが使用されていました。

付け木とはヒノキやスギを薄く削った「ヘギ」の先端に溶かした「硫黄(いおう)」を付けたもので、引火すると 青い炎が燃え出します。

江戸時代には付け木は一束にして販売され、各家庭の火打箱や付け木箱の中へ小分けにして置かれていました。

下の写真は群馬県高崎市石原町「あかりの資料館」にある昭和初期に実際に使われていた付け木です。

※消し炭のお取り扱いに関する注意事項※ 火打箱のなかの消し炭に火花が落ちたことを目視だけで確認することは非常に困難です。

表面上の着火が確認できなくても、実は深部で着火しているケースがあるためです。

火花が移って着火したら、消し蓋で消し炭を3分ほど押さえ込み酸素を完全に遮断してください。

その後消し炭に息を吹きかけ、赤い火が見えないかを確認してください。

その際は、表面だけでなく消し炭をかき混ぜ深部に火が残っていないか確認することで火事を防ぎます。

(これを考えると、消し炭は少量のほうが管理しやすいです。

) 完全に消火させた消し炭は、繰り返し利用可能です。

消し炭に着火しない場合は、消し炭が水分を吸収している可能性があります。

天日干しをして乾燥剤を入れて保管してください。

カスガイ型の火打金で消し炭に着火させることは丹沢型の火打金で着火させるよりはるかに難易度が高いため、カスガイ型での着火技術を習得するには多少時間がかかります。

■眼鏡 火打石で火をつけるときは、眼鏡をかけてください。

普段眼鏡をかけない方は、100円均一ショップなどで販売されているサングラスや花粉対策用の眼鏡などを着用してください。

火打金から飛んだ火花が顔に当たることはよくあり、目に入った場合には失明の可能性もあります。

■手袋 火打石と火打金で指を挟んだり切ったりする可能性があるため、手袋の着用をおすすめします。

■服装 火花が飛んだ時に軽いやけどをする可能性があるため、長袖・長ズボンの着用をおすすめします。

■対象年齢 18歳以上となります。

それ以下のお子様については、大人が同伴するか教育指導者の指導に従ってご利用ください。

      ・ブランドライセンス情報 (このブランドの全商品とブランド説明を見るにはこちら) この商品は、山口工業「あかりの博物館」指出朋一館長、 群馬県キャンプ協会一級キャンプディレクター丸山博先生、伊勢公一商店牧内和正社長、中嶋義明氏など多くの方々のご支援・ご指導のもとにMIXXが開発したオリジナル商品です。

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